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子育て中の転職活動 メリットデメリット 面接で心得ておきたいこと

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子育ての真っ最中のワーママも転職に興味を持たれる方も少なくはありません。
しかし、育児中の転職は難しいのではないか希望の転職先が見つからないのでは?と不安に感じ、なかなか転職活動ができないと諦めている人も多いのではないでしょうか。

しかし、育児中に転職を経験している女性はとても多いため諦める必要はありません。育児中の転職を成功させるためには、タイミングがとても大切ですので、そのタイミングを見計らって転職活動を行うことでワーママの転職活動を成功へと導いてくれます。

今回は、子育て中に転職のメリットデメリットと成功のために理解しておきたいことをまとめました。

子育て中の転職のメリット

子育て(育児が忙しい)時期に転職・転職活動を行うメリットは

  • 子育てがしやすい環境を目指して転職・転職活動ができる
  • 家庭の収入アップを目指せる

育児休暇制度や短時間勤務、有給休暇を利用しやすい職場を探すことで、生活スタイルや育児のステージに合わせた働き方が可能です。制度を利用することが難しい職場だと、子育てとの両立が難しくなってしまうため、事前に子育てとの両立されている社員がいる環境なのかを調べたり面接時に聞くと良いでしょう。

また退職してしまうと、配偶者の収入のみに頼ることとなります。転職で新たな仕事を探す方が収入アップも見込め、教育資金や老後資金の準備にも安心です。このように経済的な面から見ても、育児環境の整った職場を見つけ、働きながら子育てをするメリットは大きいといえるでしょう。

子育て中の転職のデメリット

  • 時間の確保
  • 転職条件の難易度が上がってしまう

子育て中は自由な時間が少なく、転職活動の時間を確保することが難しいと感じる方が多いでしょう。
面接が平日に実施されるケースも多いため、配偶者や両親、友人などに協力してもらう必要があります。
また、転職の条件を上げすぎると結果として子育てとの両立が難しい環境を選んでしまったり、転職先が見つからないこともあります。
転職の条件は、家庭・仕事内容や環境と優先順位を事前につけるなど、よく考えておきましょう。

転職に有利なタイミング

育児中の転職のタイミングというのは、お子様の年齢からみることができ、ワーママの転職において最も良い時期はお子様の年齢が4歳から5歳の時期が良いタイミングと言われています。

お子様が5歳くらいになると保育園にも慣れ、免疫力もついている頃なので、この時期に転職活動を行うことで正社員としての働き方を目指すことも可能だと言えます。

転職を避けたいタイミング

反対にタイミングとして避けたい時期はお子様が小学校へと入学する前後です。
実は、ワーママの多くがこの時期に転職を検討され、小学校に上がったら送り迎えも必要なくて安心と考えている方もいますが、小学校の低学年というのは帰宅も保育園のお迎えよりも早いですし、長期のお休みなどもあったり、宿題などが出てきたりとお子様のライフスタイルが多く変わっていきますので、ママもお子様も心労がたまりやすい時期でもあります。

ワーママの多くが迎える小1の壁と呼ばれる、朝の送り出しの大変さや宿題や持ち物チェックなどのプラス労働、帰宅後の過ごし方など保育園ではなかった問題が浮上する大きな変化の時期ということもあり、まずは小1の壁を乗り越えることから取り組まなくてはいけません。

小一の壁についてはこちらの記事

更に、企業の時短勤務や育児のサポート制度が終了してしまうケースが多い為、ワーママとして育児を中心とした働き方が難しい時期に突入してしまいますので、この時期に転職活動を行うことで企業側もこれまでとは異なるライフスタイルになる前のワーママを受け入れることを難色を示される傾向にもあり、小学生になるタイミングでの転職は避けた方がいいと言えます。
学校にも慣れて落ち着いた時期であれば、お子様が大きくなるにつれて転職活動も有利になるとされています。

子育て中(育児中)の上手な転職先の見つけ方

また、育児中に転職をお考えであれば、転職先は子育てに理解がある職場探しをと思われるかもしれませんが、子育ての理解度を中心に仕事探しをするのではなく、自分のキャリアを見つめなおし、絶対に譲ることが出来ない転職先に求める条件と希望する条件を整理し、その条件も取り入れた転職先探しを行うことも公開のない転職先探しをするうえで大切です。

更に、働き始めてお子様の体調不良に理解がなかったりというようなことがないように、転職先として希望している企業が育児に協力的であるかを吟味することも必要になっています。ワーママが活躍している、育児に協力的ですという企業は昨今増えていますが、働き始めると違うということは実はよくあります。そのようなことが起こらないためにも、面接の段階で子育て中の社員の割合を尋ねたり、子育て中の社員はどのような働き方をしているのかを質問してください。

その質問に難色を示したり、明確な答えを得ることが出来ない場合には子育てに非協力的な企業である可能性がありますので、注意が必要です。

育児中のママが上手に面接を乗り切るために心得ておきたいこと

もちろん企業に問うだけではなく、育児中に転職活動を行う場合には企業から育児について質問されることも想定して答えを準備しておくことも大切です。
子供が急病になったらどうするのか、急な残業や日曜出勤はできるのかなど聞かれると思いますが、それに対して出来ないのに有利になることを考えて安易にできると答えるのはNGです。
残業が出来ないのであれば、早めに出勤して成果を出しますなどと答えることや、急病の場合には近くに住む家族が子守をしてくれる、有休をいただく場合があるなど正直に話しておくことも大切です。

面接官は嘘を見抜くことが得意な人が多いですので、安易に残業も休日出勤もできますと言わずに、出来ない場合には自分がどうするのかなどの答えを用意しておくことと、実際にお子様が急病になることを想定して、夫婦のご両親と相談して病気中の子守をお願いできないかと交渉しておいたり、近くの病児保育を調べておきそちらに預けるなどの策を取るといった、もしもの時の対策を伝えることが安易にイエスを伝えるよりも好印象を与えることが出来ます。

転職活動前にやっておきたいライフキャリアデザイン

上記の注意事項を踏まえた上で、転職活動・面接なども有意義に進めれるためにもライフキャリアデザインを自身で行っておくことをオススメします。

キャリアデザインとは自分のキャリアを主体的に考えることです。

転職軸やもしもの時の対策を考えて、自分に合った転職先を見つけましょう。